横須賀線 北鎌倉駅。
駅の横の細い道を 鎌倉とは逆の方へ行くと
ちょうど駅の端あたりに素掘りの洞門がある。
その先に 大船で乗った電車の中から見ていた赤い洞門。
上に書かれている文字「好好洞」。
以前、向こう側に1000坪の庭園を持つ 会席料理の店「好好亭」があったそうだ。
・・・と、トンネル内を 防空壕が貫通した跡。
この洞門のある 線路沿いの山(岩)は「洞門山」と呼ばれる。
この洞門山の内部を縦断するトンネルは防空壕だったのかはっきりしないようだが
戦中戦後、弾薬庫として使われ、他にも出口や銃眼が空いているそうだ。
せっかくなので 小さな細い穴から 覗く私( ;⊙´◞౪◟`⊙)!
塞ぐ前にゴミがあったのか 後から隙間からゴミを入れたのか?
天井に明かりをつけるソケット?碍子(がいし)?が沢山見える。
ちょっとディープに浸って 抜けた先には
電車の音も消え、坂を登って八雲神社へ。
町を見下ろす狛犬と 安倍晴明が厄除けに置いたとされる石。
そのうち円覚寺の敷地に沿って 石畳を歩く。
気づくと 円覚寺境内に立っていた。・・・ので 出口から速やかに退寺( ;⊙´◞౪◟`⊙)
(今日の虫)
この日知ったものがある( ՞ਊ ՞)☝
虫というか 虫が寄生したために作られた 芸術の曲線。
「カラスウリクキフクレフシ」=虫こぶである。
カラスウリの花も魅力的だけれども、こんなふうに膨らんだ茎をよく見かける。
豆のような実・・・?じゃないよな、カラスウリの実は食べたからよく知っている(笑)
なんだろう?と思って調べたら そんなことだ(笑)
寄生主は、蚊の様な小さなハエ。
(追記: カラスウリには他にも スカシバの仲間やカノコサビカミキリが寄生し
虫こぶを形成する場合がある。山猫さんコメントよりm(_ _)m)
「虫こぶには一般にタンニンが多く含まれている。
虫こぶの利用はタンニンの利用といっても過言でない。」とある。
なので、虫こぶは薬にしたり、インクを作ったり、染めの材料に使われたりするそうである。
((((;゚Д゚))))ええええ
珍しい利用法としては、お歯黒、入れ墨、除草にも使われるとか。
新鮮な驚きに この度も感謝m( _ _ )m虫さんありがとう(笑)
(´◉◞⊖◟◉`)「こんど その中身を 見せてね」・・・