「海の色は日射で変わる」
その言葉は、
「陽が燦々と照り付ければ 海は青々と輝き続ける。
一転 雲に包まれると曇天となる。
明るく生きる事が 周りを豊かに幸せにする・・・・」
という意味の 作家 高田保さんの言葉。
ここは 大磯駅の裏山を登ったところ。
(高田さんの名前が公園に付いているのは、彼が駅近くに住んでいたから。園内に墓碑もある)
駅からの登り坂には 大~きくて立派な素敵なお宅が多くて
道路沿いに こんな風にテーブルが置いてあったりなんかもして。。。
あああいいいいいなあああああ
・・・・晴れた日は毎日ここでコーヒーを飲めたらどうだろう・・・・。
駅からは こんなヘアピン坂を何度か繰り返すけど(疲)
南斜面には花が沢山。
高い所から海と空を眺めて・・・・(右端富士山)
公園から相南平へのコースを歩こう・・・というつもりで登って来たけれど・・・・
ど、どうしよう、湘南平よりも 海が気になる。
湘南平と海 両方は疲れるし(47歳悲しいかな最近明らかに無理をしない思考回路)
スマホのマップを眺める事数分。。。。文字を見つけた。
「こ・ゆ・る・ぎ・の・浜・・だって?」
こゆるぎ・・”こゆるぎ”という言葉の響きが好き。腰越のこゆるぎ神社もお気に入り。
ポカポカ、のんびり、ゆらゆら・・・の印象を受けるから。
「こゆるぎの浜」という名前が大磯にあったのか~。。。。
その場所を確認したい。
・・と急に 海行きを催した私は 今登った坂を下りて行く(笑)
スルスルとは行かず 膝に多少気を遣いながら 山を下りてしまう。
途中の古いお宅と 国道一号線沿いの神社。
「こゆるぎ緑地」という魅力的な緑地を見つけ 中を通って行く。
それは 松の並ぶ斜面の緑地だった。
階段を下りたトンネルの先が
こゆるぎ浜。
この辺がこゆるぎだったのか~。アオバト飛来地の照ヶ崎の岩場と近い。
ここは さざれ石(目の揃った玉砂利)の産地なんだとか。
ああ やっぱり海岸は良いな~~。好きだなー。
動きのある波はいつまでも飽きない。
波を観たり貝殻や石を物色しながら東へ歩いた。石だらけの海岸。
大きな船が西から東へ・・・
浜の人。
(褌の殿方↑は多分 浜の住人ではないかなあ。大磯の海岸に来るといつも居られる。日焼けして真っ黒)
霞む江ノ島。
釣り人も結構いる。
いつの間にか富士山はこんなに真っ白だ!
(後から知ったけど 「ゆるぎ」とは古代の郡名「餘綾(よろぎ)」の訛ったものという話だけれど、
「こゆるぎ」…その地名には揺れた(地震)と言う解釈もあるとか。)
この日海岸で拾ったのは
トラ柄の石(ヒキ子さんにお土産)と 丸くて可愛いビーチグラスなど。
大きめの石だらけの海岸なので こんな風にビーチグラスが可愛くなるんだろう。
ただ、綺麗な海岸だけあって ビーチグラスがなかなか落ちていない。
次に大磯へ降りたら 湘南平へ今度はちゃんとハイキングしてみよう~。
遠くがクッキリと見える、寒い晴れた日がいいかなあ。