平日の東海道線下りに乗って
小田原の次の次。根府川駅で下車する・・改札あたりからの景色。
駅舎も景色もとても素敵だ。どんなところかな♪
海に面した崖の上の駅 という感じで、
関東大震災では駅の背後の山が崩れ、
根府川の集落と、ホームに停車中の電車がホームごと
海へ崩れ落ちてしまった大惨事の歴史を持つ。
(駅舎の建っているところは堅固な岩盤らしい。)
海側から、4番、3番、2番線。
1番線が無いのが不思議。
大震災で落ちたホームが1番線だったからそのまま無いっていう事?
・・・・と思ったら、海側に廃線の線路が残っていた。
1970年まで使っていた貨物線の跡。どうやらそれが1番線だったらしい。
でも番号のふりかたが、海側から4,3,2と逆なのでなんともモヤモヤする💧
そして素敵な事に 無人駅 ✨東海道本線なのに無人!!
斜面の途中にある駅という立地で、
集落も小さく、ちいさな神社をいくつか見ながらウロウロし。。。
「根府川のあなた」の「あなた」はここでは当然「穴他」の意なので
目的の「穴」見学へ 急な坂道を下りていく。
多量の土砂で一度は埋まってしまった 白糸川へ・・・
おばあさんとすれ違う。こんな急な道を・・生活するのは大変だろうな。
川へ出た。
海沿いの真鶴へ向かう135号線。
山側を向くと頭上の東海道線と 渡っている橋の先に
釈迦堂と呼ばれるお堂が見える。
この辺り、白糸川も地震で土砂に埋まった谷だ。
この少し上流には 東海道で箱根の関所の中でも格が高かったと言われる
「根府川関所跡」が川底に眠っている。
一見 空っぽのお堂だけれど、近づいて衝撃。
中の階段を下りると穴があって、お釈迦様が彫ってある。
もとはここにはお寺があり(今は上の方へ移転。岩泉寺)、
このお釈迦様は江戸時代に頻発した大地震のあと
世の安泰のために 岩盤に彫られたものだそうで、
関東大震災で埋まってしまったが 土砂を退けたら綺麗に残っていたそうだ。
もとは眼の高さに設置してあったらしいから、
地震の土砂でここまでしか掘り起こせなかったっていう事みたいだ。
こんなに海が近いのに。。海を見せてあげたい感じ。
でもたまに ちょこっと鳥になって海を見ているかも!?
すぐそばでロングヘアの美人さんの様なジョウビタキに会う・・綺麗なひとだ♡
(美人なのにフンが写ってしまった(笑))
根府川にはミカン畑が沢~~山あって、廃滑車の間から海を見たり。
根府川の海岸は こんな感じ。大きな石で歩くのが大変(笑)💦
水は とっても綺麗!
この時むこうで ダイビングの人達が海へ入って行った。
震災で海に沈んだ 東海道線のプラットフォームや線路、駅名表示板などは、
ダイビングスポットになっているんだって。。。
地震の残骸、怖くないのかな(;´Д`)私怖いなー
初めての根府川散歩、穴とみかんとゴロゴロ石の海岸、楽しかった♪