りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

大磯徘徊〜・・・

アオバトが大磯の照ヶ埼海岸へ飛来するのは
5月初旬から10月。7〜8月がピークである。
この海岸は 潮の満ち引きによって岩礁の面積は変化するが、
完全に覆われてしまうことはないので、
台風等の荒れた天候でない限り
アオバトが海水を吸飲することが常に可能である。
丹沢から高麗山・浅間山を通って照ヶ崎にアオバトが行く中継点として
重要なサンダースホームの存在もある。

10時前に現地に着くと 数人のカメラマンが構えていた。
本格的なカメラばかりで 取り出すのに躊躇しながらも
とりあえず 岩の上の鵜にレンズを向けてみるが、すぐに
アオバト達が旋回しながら やってきた。

胸の鮮やかな色が美しい。
曇り空に とってもよく映えていた。
岩の穴に溜まった水を 飲むのであろう。
無表情に何度も 口を付けている姿が可愛い。

岩の間の波に 身体を漬ける行動も見られた。

その後、東海道を西へ歩いた。

住民の生活に溶け込んだような 宇賀神社は小さな鳥居が連なる。
創建は養老元年(717)以前と言われる古い神社で祭神は大食津姫命。
原型を留めない 小さな石仏も並ぶ。でも、可愛い。

湘南という名前の発祥は ここ、大磯である。
中国湖南省の 洞庭湖の南側の 湘南 と 
大磯の景色が似ている事から 「湘南」と呼ぶ。
・・・・知らなくても良かったかな。(笑)

城山公園を目指した。
手前には血荒い川にかかる切り通し橋。

この血荒い川の近くの、切通しの岩窟中に行基作と伝えられる地蔵があったらしい。

切り通しがあるのか・・・今度確認して見たくなった。

三井財閥の別荘地であった、城山公園に着いた。
東海道アスファルトで暑かったが
公園の立派な門をくぐると 青々とした木々が鬱蒼と迎える。
目的の古墳を見学。

ついでに つつくと しっかり3秒後に 胞子の煙をモクモクと出すキノコ。
ミミブサタケ。本州で稀に見られるキノコである。
稀=嬉しい(笑)

西湘バイパスの下をくぐると 海。
東海道は暑いので 砂浜を戻ることにした。


砂の上を歩くのは とてもいい運動になるな、と思った。
暑い。しかし暑かった。