くぐい(鵠)は白鳥の古い名前。
市内の鵠沼(くげぬま)は湿地が多く
白鳥が飛来していた事が地名の由来。
今は 「鵠沼に家を持つ事が湘南のステイタスなんですよ」なんて不動産屋は言う。
この日は かつて広い砂丘と湿地が広がっていた鵠沼エリアの中で
人家の集中していた北部 「皇大神宮」辺りを 歩いた。
明治時代にやっと 海岸の別荘地・療養地の開発がされたが
鵠沼の宅地開発は 戦後らしい。
烏森という森にある立派な 皇大神宮。
いつもは車で大通りを通過するだけだが
一本入ると 古い農道?くねったような道になっている。
神宮北側と「宮の前」と呼ばれた地区には
塚が非常に多かったらしい。
「万福寺通り十字路には首塚と言って戦いで亡くなった武士を葬った塚があり・・・・」
と読みながら万福寺を探す。
「荒木万福寺」発見。綺麗に履かれた境内だった。古木にびっしり美しいキノコ♪
その先を歩いていたら 新しい首塚に出会う。立派に残る事になった様だ。
碑の最後の歌↓
朽ち果てし
埋もれ屍も 明らけき
御世の光に 覆われにけり
周辺の里人は この碑が建つまで ここにある塚が何の塚だか はっきり知らなかったそうだ。
集落をぐるりとして 北へ歩いたところに
いつも車窓から気になっていた建物。
今も一部、使用している様な。昔の社員寮?か何か・・?
裏手に回ると 取り壊しを待つ状態なのだろう と 思った。
そこからついでに かつての地名「ばくち場」・「チン○山」(!>_<!!)方面へ・・・・
うーん、なだらかだけれど、ちょっと坂になっているから
これがそ、その・・・チン○山なのかもしれないなぁ、
少し登ってまた 下がる道を見つけて歩く。・・そうだ多分これがそうだ!
この辺の人に聞くわけにもいかないし(笑)
ふむふむ と 地図を見ながらグルグルを首を回す。
路地を抜けると 東海道へ出た。
・・・・・・(~З~)やけに 地味ーーーーな散策だったけどなぁ
これは ハマるなあー(笑)まだまだ歩きたい。
地元のヘーンな地図が書けそうだ(笑)
途中で観た メジロで華やかさを♪