空を見よう。 空を見上げて。 空を見れば。 でも 何故空を見るのか と 振り返ると美しい空だったとしても その空色に映る自分の風景は必ずしも 大切な光景 ではない。 どこまでもどこまでも 蒼く澄み渡る 痛いほどに悲しい空 雨の後、キラキラ光る黄金色の、…
こんな雨の日は 誰も居ない。 色々な樹を 見て来たが 近頃、桂の木を 見る度に この樹を好きだと思う。 大きさの揃った 丸くて薄い葉。 ほんの少しの風でも やわらかく震える・・・ 少しだけ明るい空を背景に いつまでも 桂の葉を見上げた。吸い込まれても良…
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