りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

生別の時・・・・

3月に オタマジャクシの状態で連れてきたヒキガエル幼体。
1か月半で変態。毎日よく観察したので愛着が・・・・
昆虫とは違って 節が無いので 妙な生き物に見えてホントに飽きなかった。

あれこれやってみたが 餌を食べたという確信が持てず
 元気なうちに里へ戻す判断をした。

鎌倉のとある棚田に着いた。
緑が濃く茂って トンボが沢山飛び、色々な生き物の気配。

ヒキガエルの子ガエルは 昼行性。
大きくなるにつれて夜行性へ移行するそうだ。
水中から陸へ上がる時は 朝、太陽の当たる北斜面から上陸して行く。
日の当たる畦道に 逃がした・・・

これが別れの1枚(笑)
 
一飛びで 見失ってしまう程・・・
やはり自然の中では同化するように出来ているものだなあ、と。

周辺を探したが 同じ幼体は見当たらず・・・・
踏んでしまっては大変なので すぐに その場を離れ、
生き物探し・・・・・
他の種類のおたまじゃくし

田んぼに大きな タニシ!?

カワトンボなのか?水色の身体は観たことないような・・・・

カナヘビを何回か見かけた。

久々に ヘビの子供も見かけ、手を伸ばすが・・・もちろん無理。
種類は解らず・・・こげ茶の艶消しだったと思う・・・・頭は見えず行ってしまった。

この場所なら きっとうまく育つだろうか。そう思いたい。


今回このことがきっかけで 本を読んだ、とても興味深かった。
ヒキガエルの幼体は蟻を食べている観察もある。
どうやらまだ あまり解っていない様だ。

新たに知った 面白い知識・・・・
ヒキガエルの雄は 雌に抱きついて(抱接)水へ入り産卵なのだが、
雄は、誰彼かまわず抱きつくことが多いらしい(笑)
雄のヒキガエルは 脇の下あたりを掴まれると 
両腕から上体をブルブル震わせる反射(レリーズバイブレーション)があるそうで
「俺は雄だから抱きつくのを止めてくれ」という信号になっているそうだ!


たまに間違って鯉に抱きついたり
ウシガエルに抱きついたり・・・・という事があり、写真におさめられている。
鯉もウシガエルも レリーズバイブレーションをしないから、雌と間違えられているという訳(笑)
衝撃の写真が載っていた(笑)

1匹のウシガエルに3匹のヒキガエル♂が抱きついている・・・・
背中に2匹 前から1匹!!
このままにしておくと 死んでしまうウシガエルも居るらしい。

面白い。
産卵期、池へ向かうヒキガエルを見つけたら
是非 脇の下から 持ち上げて レリーズバイブレーションを味わってみてはいかが????

この棚田は お気に入りのやぐら群手前にある。
今日も ゆっくり やぐらを堪能。

蚊が多くなるので しばらくは見に来られないかなぁと、
やぐらの中をぼーっと眺めた。
足元は梅雨時期の様に ジメジメツルツル、シダ植物の谷戸

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