かねてから目論んでいた、独りで箱根歩きを叶えるべく 早朝6時に実家を出て 畑宿へ向かった。寒い、霧とも霧雨ともつかぬくらいの天気だったが、 静けさと 靄のかかる幻想的な行く手に 足は軽かった。 江戸より二十三里 「畑宿」一里塚から入った。 石畳が敷…
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