○○もいいけど○○もね♪
で、今回は
「自然も良いけどDEEPもねぇ♪」という事で
寒空の下 独りふらっと退廃的な風景を見に。
以前から東京へ向かう首都高横羽線の
車窓から景色を眺めている時に
目を奪われていた場所があり、改めて地図で探したら
そこは埋め立てで寂れてしまった 東神奈川付近の漁港だった。
第1京浜がすぐそこを通っているのに寂しい。
改札を出ると 曇り空の薄暗さも相まって、
そこは何だか 気怠く眠った様な風景だった。
一気に別世界へ降り立った気分。
何か、ノスタルジックな異界のドアが開きそうww
🚪 開けた。
ボス「山さん、悪いが 隣駅の高架下の漁港を
しらみつぶしに当たってみてくれないか。。。」
山さん「もう一本吸ったら。。。行ってきます。」
・・・みたいな。
山さんが黙々と調査をしながら歩いているのが似合いそうな町。
私は何を探すでもなくフラフラと昔の海岸線目指して
子安駅から線路と第1京浜を横断し 漁師町へ入って行った。
みなとみらいから3.5kmほどの近い距離に👀!
首都高の真下に!こんな町が残っているなんて驚きだった。。。。
付近は古く鎌倉時代頃からの漁港の町として栄え
江戸時代には子安浜と呼ばれ、幕府に献上する海産物をとっていた。
シャコが有名だったそうだ。
東京湾の埋め立てで 目の前の広い海は
工場と高速道路に変わり 漁業権は保証金と引き換えに放棄され
今は細々とアナゴ漁や屋形船営業などで 小規模に漁港は続いている様だ。
私は漁港の稲荷社にお参りをした後
船屋の並ぶ風景を眺めたり
町の路地をウロウロしたりした。
(イメージ画像)
(イメージBGM)心に余裕のある人は是非(笑)
アナゴ漁のパイプの下に廃車、隙間から見える船溜まり、物置と化した船屋
町の中は狭い路地が嘘みたいに昔の面影で 所々に井戸があった👀
埋め立て地へ渡る橋の上から
元々は 目の前が 見渡す限りの広い海だったはずが、
こんなに殺風景に変えられてしまうなんて 時の流れは残酷だ💦
豊かな漁港があったって埋め立てを止められないなんて。
2㎞に渡りこのように護岸整備されていない様な海岸線が残っている。
行ったことないけど東南アジア風。。
この中には使われていない廃船が 多くあるらしかった。
橋の下に小さなドックが残っていた。
興味本位に下りてみたら 橋の下に応接セットっぽいものがあってビビる(笑)
石川町のダルマ船が一瞬で思い浮かんだ。
平日だったので 人がほとんど歩いておらず
浜通りで見かけたのは 散歩をする近所の高齢者と
宅配業者だけだった。
この様な状態が いつまで続くのか、廃船は誰が処理するのか、
住む人が居なくなるのも そう遠くはなさそうだし。。
アナゴ漁のある 夏場にもう一度来て
出来ればこの漁港の活気を感じてみたいと思った。
イソシギの子供?
この子は近寄っても逃げずに
弱々しく歩き回っていたので その後がちょっと心配。
浜通りをそのまま南下して風景を見て
東神奈川から帰路へ。
通りかかった何かのカッコいい工場
そろそろエンディングBGMへ
(上のBGMを聞いちゃった人はコレも是非)
川沿いでユリカモメに遭遇
これは。。。こんなところに乗られるのは嫌だなぁ(笑)💦
滝ノ川沿いの割と有名な 戦後バラックも見に。まだ残っている。。。
ユリカモメ「あんたも好きねぇ」
帰り、東神奈川駅前にてカレー。
注文の際に「ナンじゃなくてゴハンだけで☝」って念押ししたのに。
店員さんはにこやかなインド系男性3人。
カウンター席だったので 目の前でニコニコされているので
ゴハンに替えろとは言えなかった(爆)こういう場合も私は気が弱い。
ベジタブルカレーとチキンカレー。野菜と豆がゴロゴロ、美味しかった。
巨大ナンは頑張って半分食べた。
幸いカレーが他の店より辛かったので進んだ。
コーヒーの味はちょっとアレだったなぁ(;^ω^)💧
お店の名前は 直球の「ナマステ食堂」
ボス「アイツ、独りで旨いモン食ってるなw」