りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

だけじゃない熱海

西湘バイパス 西湘PA午前10時頃。

熱海へ向けてドライブ中・・・江ノ島よりも海が青~い!

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熱海のお風呂。。。

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じゃなくって

ここは お風呂屋さんに似せた 流行りのカフェ。「熱海プリンカフェ2nd」

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・・・可愛い。

プリンの入った桶を抱えた自分まで 可愛いと錯覚しそう(笑)

絵になるプリンに絵になる店内だった。瓶は持ち帰った。貝拾いに使えそう(笑)

 

熱海へは 両親のお祝い。横山大観ゆかりの宿にて)

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(お庭素敵だった!!!)

夕食時にお祝い会を・・・

久々に数種類のお酒を飲み 心地良い軽い頭痛に包まれる。

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デザートまで食べきれない位の贅沢メニュー、

上げ膳据え膳に飢えている私は夢の様だ。

 

なんと 金婚式のお祝いと伝えておいたら 

両親の目の前に とっても素敵な ↓こんなお祝い膳をサービスしていただいた✨

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も~う、旅館の方に 

それはそれは素晴らしい給仕をしていただいて

気持ちもお腹も、視覚的にも、大満足の夜だった・・・・・

 

そして温泉三昧・・・実は私は大きなお風呂が好きではなく

ありがたいことに部屋に内湯があったので そっちばっかり入った♨♨♨

・・・・良い夜だったなあ。

 

ちなみに 悩んでいた両親へのプレゼントは結局 私達姉弟から

チタンの、なんだかすごいタンブラー(笑)とか 

アウトドア用のおそろい防水アウターとか無難なモノ。

そこに 箱入りの救心もおそろいで用意(笑)

(↑最近救心を飲む事を始めた母と 父もそれなりの症状があるため)

 

私が小さい頃 当時80歳位だった父方の祖母が

「桐の箱に入った救心を送ってくれ」と電話してくるたびに

母は「高いのに・・・ブツブツ・・・」と父にボヤいていたのがずっと記憶にある。

何故か私も あの小さな銀の粒の味を知っている。

今回初めて救心を買ったけど、こんなに高いんかいっと思った(笑)

母曰はく、と~っても効くらしい。

何かあったら 私も買って飲んでみよう救心

 

 

熱海のお天気は 曇りと小雨だった。

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実は私は 

温泉でまったりしに行った 

だけではなかったのだ!

 

以下、マニアックと言うかディープと言うか 

興味のある人は少ないと思うので あしからず。

 

  

何度か一人で行こうか 迷いに迷って数年 行けずじまいだった場所へ

家族の中から送迎運転手1名、同伴者1名をお願いして

見学時間1時間半だけと言う条件付きで 行ってきた。

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こんな感じの山頂の突き当り。熱海城の更に上の方だ。

見学料は1080円也。駐車場無し。

 

 梅花山という可愛らしい山の上にある五重塔の資料館と別棟地下の展示室。

その名は「風雲文庫」

私の生まれた昭和45年の4月に出来たらしく、当時その五重塔

「梅花山夢殿通天閣」と呼ばれていたそうだ。

 

門を入ると2,3分 鬱蒼とした庭の小径を通り抜け

 建物が見えてくる。

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五重塔を見上げていると 老婦人がすうっと近づいてきて 

その場で料金を払い パンフレットを受け取る。

 

「人が来る度に 入り口を開けるんですよ、イノシシが入りますから。。。」

そう言いながら老婦人は背を向けて 塔に通じる門の古いロープをほどいた。

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頭上には何故かハーケンクロイツ

 

この塔の中は 戦争遺品で溢れていた。展示物は全て撮影禁止。

 

パンフレット

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パンフレットの「風雲文庫」の文字はシールになっていて 

そのシールの下には「風雲記念館」と書いてある。

 

五重塔のドアの前には「戦時遺品!それは最良の教師である。」と手書きの立札。

展示には館長?の手書きの言葉が沢山。

かび臭い館内は 日本の戦前戦中の品々があふれている。

各階に置かれている 空気清浄機は止まっていて埃がかぶっている感じ。

 

撮影禁止は残念。

後で見返すことが出来ない、忘れてしまう~~💦(笑)

 

戦争遺品、私は少しでも沢山見ておきたい。というか

見ないといけない気がしてしまうので

行ける範囲の展示は 観に行きたいなと思っている。

 

ペンを持っていかなかったので スマホのメモに展示物などをメモ。

飛行機乗りの搭乗服、砲弾の空薬莢、Z旗、日本軍のビラ、軍用密書入れ、

日本一軽便なる手榴弾消火器、粗悪な闇石鹸、闇たばこ葉、海軍軍楽隊の楽器、

紙芝居「恩讐の彼方に」などなど。。。。

 

三島由紀夫の美学のコーナーもあり、そこには大きな布に「天誅」など

彼の書や演説写真など。。。

S45.3.27に彼がここへ来館した時のサインがあった、4月に開館する直前の日付だ。

S45の3月は赤軍よど号ハイジャック事件

その年の11月には三島由紀夫は割腹自殺。此処の展示に何を思ったんだろう。

 

最上階には「風雲乗り切り観音」という観音像とか 山本五十六の遺影とか

神武天皇の掛け軸、逆卍。。

 

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五重塔で小一時間の見学を終えて私は 鼻息の荒い状態で すぐさま

本館へ移動し 地下の「英雄(ヒーロー)の家」という展示室を見学。

 

五重塔の戦時遺品で かなりの眼力を使った後に 

この展示はきついなと思った。

更にカオスな内容の展示に 精神的に参った、

え?本物なのか?しかし本物にしか見えないモノたちがずらり。

 

ヒトラームッソリーニスターリン 3人の帽子が並んで飾ってある!

ヒトラーのユニフォーム一式

我が闘争」を執筆したタイプライター

ベルヒテスガーデン駅 特別待合室にて 常にヒトラーが愛用していた椅子3個

1945年5月5日地下防空壕で発見 ヒトラー最後の時まで愛用していた事務机脇机書庫

ナポレオンの頭髪と自筆遺書の断片

ナポレオンの戦場用ベッド

ビスマルクのベッド

他にもマルクスレーニンマッカーサー

織田信長西郷隆盛の遺品。

フランス軍に奪われたフセインの肩章・・・・・

 

この資料館の持ち主の言うところの”英雄”達の遺品で溢れていた。

 

私には どれも本物に見えてしまったのだけど、

実際に行った人はどう思うのか知りたい。

この日は自分達以外に 誰にも会わず。

 

管理を任されている、、とおっしゃる老婦人は

展示については何も語らずに

小さなカップにとても美味しい珈琲を淹れて下さった。

 

館長は誰なのか?ご存命なのか? 

この老婦人と打ち解けることが出来たら 何かわかるんだろうか?

 

「もう一度 一人でも、ゆっくり来たいなあ~」と私が言うと

老婦人はすかさず

熱海駅6番バス乗り場で 自然郷行の13時台のバスで来たら

帰りは15時半のバスで熱海駅へ行けるから2時間は観られますよ。。。」と

どこか鋭い感じもする眼で 勧めて下さった。

 

あの五重塔に一人きりで入るのは 

遺品がそのまんま むき出しで置かれている物も多く

かなり勇気が要るけど 本当にもう一度 時間をかけて観たいなあ・・・

 機会を作って また行ってみようっと。

 

熱海へお越しの際は 是非。

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