りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

すいかと比べたら。。浄光明寺・多宝寺跡

以前 田舎から送られた野菜の中の プチトマトの味に感動して

その苗を3本買ってみた。

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あの味をもう一度求めて スーパーで 何度か同じ名前のを買ってみたのだけど

見た目も味も全然違うような。。。何か違うなー・・・

土地によって味も違うのかなと思っていたら

 

昨日 義母との電話で あの感動した美味しいトマトの

種類が 違っていたことが判明(爆)

 

なーにーーー!

「違ったのー!?苗3本も買っちゃったよーー(;゚Д゚)」

・・・とは言えない(笑)

 

昨日も 名前の訂正用に あの感動の美味しいトマトを送ってくれた。

正しくは「ぷちぽよ」だという事だ。聞いたこともない👂

ぷちぽよ~ 

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やっぱり「ぷちぽよ」は普通のミニトマトとは全然違う!

あー苗が欲しいーーー(笑)どうしよう。

 

🐓🐓🐓・・・・・

 

さて。

先日 山中の巨大な物体を見に 鎌倉へ行った。

扇ガ谷、山と谷が入り組んで扇の様に広がる地域の中の

廃寺 多宝寺跡に残る 巨大五輪塔を見に。

 

光明寺の隣の山にあった多宝寺が 廃寺になった時期は不明らしいが

政治の中心が鎌倉から離れるとともに 勢力が衰えたそうだ。

 

光明寺北条長時の開基(鎌倉幕府6代執権)で

廃寺となった多宝寺は 長時の弟 北条業時。

兄弟で隣同士にお寺を建立。

 

多宝寺が無くなった後は 浄光明寺が巨大五輪塔を管理している。

毎年鎌倉まつりの時期に見学可能となるので 楽しみに出かけた。

※第61回 鎌倉まつりは、平成31年4月14日(日曜日)~21日(日曜日)

 

鎌倉駅から線路を北へ。永勝寺付近で線路を渡ってちょっと行くと浄光明寺

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山門。

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※ 巨大五輪塔 「覚賢塔」見学には 健脚であることと 自己責任が求められる☝

 

光明寺は 見どころがかなり沢山。 好きなやぐらも沢山。

山門そばの不動堂

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江戸時代1745年に建てられた、なんかアホな表現だけど・・カッコいい!(笑)

 

私は鎌倉では特に 建物の裏側も見るのが恒例で

裏に回ると案の定! 斜面には やぐらと、その左に立派な横井戸があった。

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光明寺の横井戸


鎌倉にはいくつか横井戸があるけれど ここも奥深くてとても見事。

カヌーで行ってみたい(笑)・・・でも曲がれないか💦盥の方が良いかな(笑)

※盥←タライを変換して 今とても驚いている私(笑)なにこの漢字!

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本堂右側の階段を上がると 

長い時間の流れを実感できる マキ(槇)の見事な古木、多くのやぐら、五輪塔・・・

仏殿、観音堂も同じ平場にある。

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ここのやぐらの中の一つに 鶴岡八幡宮の神主を代々務めた大伴家の墓所があり、

とても珍しい墓塔が3基。碑面に鳥居とシャク(笏)が彫ってある(神道特有)

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観音堂の周囲の壁には 鎌倉幕府最後の執権 北条守時のお墓などが並び、

石切り場の様な迫力の壁が迫る。

私の訪れた鎌倉のお寺の中でも この一角は素晴らしいなと思う。

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左が最後の執権守時の墓

ここから更に 山道の階段を上がって

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次の平場には 網引き地蔵

(昔由比ガ浜の漁師の網にかかり引き上げられたとか(浄光明寺の説明書)

地蔵の背後に窪みがあって、そこに溜まった水が 潮の満ち引きに連動して

水位が変動するとかいう話(新編鎌倉志)があったそうだ) 

 

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このお地蔵さんとやぐらは変わっていて、

初めて見たけれど、天井、丁度地蔵菩薩の頭の上に丸い彫り物がしてある。

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天蓋の変わりか、天蓋を吊るしていたのではないかという話。これは珍しい!

近くで見たいけれど、このやぐらは立ち入り禁止だった。

 

ここまででも 本当に観るモノが多くて 疲れてきたが(爆)

更にここからちょっと上がると・・・

十六夜日記の作者 阿仏尼の子で 藤原定家の孫である

冷泉為相(れいぜいためすけ)の墓  宝篋印塔。景色の良いところに建っている。

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さていよいよ!目的の巨大物体へは普段閉ざされている

このお墓の背後の 開かれた木戸から進んでいく。(為助墓の右後ろの木戸)

 

毎年 鎌倉まつり期間のみの公開となる巨大五輪塔は 

多宝寺の長老であった 覚賢和尚の墓塔。

 

普段は立ち入り禁止のエリアに入るとすぐに 

おびただしい数の五輪塔群が迎えた。

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光明寺の裏山頂上から 山を一つ隔てた多宝寺跡へ・・

道はちゃんと整備されている。

覚賢の墓の守り番?猫

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私を見つけると 覚賢和尚に伝えに行くかの様に

急いで先へ走り去った。

それにしても特別な公開なのに 私一人だ。

ウグイスと森の音、気持ちが良い。

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10分くらいかな?少し歩き尾根から古い石段を下りたところに 

巨大五輪塔は建っていた。

 

大きい!箱根で見た曽我兄弟の五輪塔も大きかったが

それ以上の大きさだと思う。

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寺のあったであろう斜面の下を見ても 気が鬱蒼と茂っていて

良く見えず。きっとこの下にもやぐらが沢山あるんだろう。。

覚賢和尚は この石壁の前で荼毘に付されたそうだ。

背後の岩盤に強く焼けた面があるそうだが 私にはわからなかった。

 

すいかと比べたら、、、こんなに大きいの!!約3メートル高。

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↑赤丸の中がSuica

 

ずいぶん綺麗な形だけど、これ1307年に造立されたそうだ。

関東大震災で倒壊したらしいけど ほんとに当時のままなんだろうか!?

国指定重要文化財だから、当時のまんまなんだろうなー。綺麗だな・・

内容の濃いものを沢山見たので 特に目が疲れてしまって  

ここで昼寝して帰ろうかと思ったりした(笑)

境内に戻る途中で お一人とすれ違った。

※覚賢塔動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=BI2CQ5efsXA&feature=youtu.be

 

何度通っても 新しい感動に出会う鎌倉、

学生時代にあれだけ嫌いだった(笑)歴史に触れている自分が新鮮で楽しい。

 

 

そうそう!

昨日、湘南モノレール湘南深沢駅を通ったら

スポーツ広場のある広大な土地に サーカス小屋が建っていた!!

POPサーカス。

須崎古戦場(新田勢と浄光明寺にお墓のる北条守時軍の戦)や

その戦死者の供養塔と言われる泣き塔もある場所だけど・・。

 

 

(参考)

以前行ったポップサーカス記事

ria.hatenablog.com

 

泣き塔記事

ria.hatenablog.com

 

 

 

 

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