地面を見ていると 土も草もパワフルに見える季節。
庭に いつの間にかツタバウンランが咲いて、ラベンダーもひとつ咲いた。
庭の草木の状況を確認していると・・・・
玄関ドアの前のエノキの枝に 物体を発見して驚く!
(オレンジの〇の中)
アカホシゴマダラの越冬幼虫うっ!!
小さくて、樹皮に同化した色で・・・私としたことが、全く気が付かなかった。
草に隠れた木の根本の方に、さらに4体も!
本当はこのように根元に下りて越冬するらしい。
好奇心で触ってみると弾力があり、頭を動かした。ちゃんと生きている!
夏の終わりから 既に半年もこの状態でじっと初夏を待っているなんて感動。
特定外来生物だけど。
(サナギではなく幼虫で越冬するのは他に オオムラサキやゴマダラチョウ)
来週の啓蟄前に 危うく昆虫スイッチが入るところだった(笑)
幼虫で興奮していたら 興奮の連鎖は続く・・・・・・
遊行寺梅散歩・・・・
(三宝は仏・法・僧のこと。長い松葉はお守りとして持ち帰る人もいるんだとか。)
「今日もやっぱり実は落ちていないかぁ・・・・」
「あんなに大きな松ぼっくり・・・・自分で拾えたらなあ。」
と 月に数回は見上げて 早十年以上が過ぎている。
早朝の掃除で撤去されるのかな、と半ばあきらめてはいるが。
まつぼっくりに出会う確率はどのくらいだろう。
さあ帰ろう。
・・・・・・・と 背中の上の方で音がした。
(THE・劇画タッチ(笑))
・・・・振り返る。
おおおお落ちてきたぁーーーーっ!!
高いところから 落ちてくる音が長く響いた。
お寺の方に 先月了承を得ていたので私は迷わず拾い上げた。 大きい。
カマキリの卵付きだ!(親指のところ)
なんて幸運なんだろう♪♪
古~い雛人形さん達からも喜びのコメントが。。。
浦島太郎:「よくやった!」 町娘:「おめでとう!」
お内裏様「三宝の松の実を手に入れるなんて あなたはとても幸運ですよ。」
お雛様:「落ちるまで数年かかるのに 落ちた瞬間に立ち会えるとは大変珍しく自慢してもよい位ですね。」
二人:「これからも気を抜かずに 三宝の松の実を見つけようではないか」
リス「大きな松ぼっくり食べたいな」 イソヒヨ「カマキリの卵食べたいな」
ひなまつりまで あと5日。
啓蟄まで あと8日。
両生類 閲覧注意↓
ヒキ子「私はそろそろ、4歳になるのよ。」