作り物かな?と疑う様な美しい柿がぶら下がる・・・
久しぶりに両親と3人でドライブ。
4百年ほどの歴史のある茶屋には この時期だからか外国人さんが多く
私達のあとに3組続けて入って来た、
こっちはマフラーに手袋までしているのに 外人カップルさんは半袖Tシャツで、
甘酒を提供する店員さんは「VERY HOT!」と何度も念を押す。賑やかなひととき。
この夏に 仕事の後の疲労の急速回復に 効果を実感して以来
米麹の甘酒を一日数回飲む事が習慣となった私は、これまでに色んな種類を試した。
甘酒茶屋の甘酒は正統派!優しい味。と思った。
大きな木のテーブルには私の右に父、左に母、
正面にはインドの人?らしき家族連れ4人が座っていた。
味噌こんにゃくをつまみながら 今日はどのような予定にしようかと話す。
私は未踏の精進池が目当てだったので、精進池、お玉が池、
昼食は仙石原の中華料理[太原]で食べて、
時間があったら仙石原の紅葉を。という事になった。
もう4千回以上金時登山を続けている父が言うには
「今年の紅葉は色づきがあまり良くないねぇ・・・」だって。
中世、この箱根の峠は賽の河原とも呼ばれ
死者たちの精霊が集まるところと信じられていた。
精進池。正面の山は「死出の山」と言う。
写真の↑右の方には「死出の沢」、その山上には「血の池」という名前の場所もある。
この池の周りには 鎌倉時代に造られたものが きちんと整備されて残されている。
古絵地図の地蔵堂は・・・災害などで何度か建て直されているけれど
当時の風景と同じ。
この中には 大きな地蔵菩薩が摩崖仏となって掘られている。
ここは国道一号線の最高地点(874m)辺りで鎌倉時代の主要道路
湯坂路の最も険しかった場所。いつも風が強いんだそうだ。
この日もほんとに、風が冷たかった~!
地蔵堂の周りの石仏・石標。
ここは、車で一人で行こう・・・というような場所ではないので
気を遣わない身内と来ることが出来て良かった♪
曽我兄弟の墓と 兄の方の妻虎女の墓だと言われる巨大な3基の五輪塔、
そして多田満仲の墓と言われる宝篋印塔も・・・。
静かに風景に溶け込んでいた。これ、鎌倉でも見たことが無いくらい、本当に大きい。
二十五体の地蔵菩薩が掘られた岩。
芦ノ湖のすぐ近くには この「精進池」ともうひとつ「お玉が池」がある。
どちらの池も、芦ノ湖から近い割に 人があまり来ないみたい。
お玉が池は心霊スポットだなんて言われたりして・・・静かで良い所なのにな。
今の時期は 石碑の近くにこんなに可愛いマユミの実が鈴生り。。。
この日は 何度か足元にリンドウを見つけた。
両親の行きつけ仙石原の中華料理「太原」(たいげん)のハッピーちゃん。
とても人なつっこい子。
「太原」はランチタイムがおススメ~♪
オウムやフクロウを飼っているお店(←触れませ~ん)
(太原HP)
長安寺の色づき(11月21日)
羅漢「仙石原へようこそ。」
羅漢「う~~む 陽の温かさはあり難いねえ・・・」
異国の顔の羅漢さんをみつけた。。。
天気が良くて紅葉も鮮やか。
羅漢さん達は やはり見飽きない表情にポーズ。みんな生き生きとして面白~い。
(↑奥に白っぽく見えるのは 仙石原のススキ原)
羅漢「今の ↑ 最後の写真、気付いた?」
「ふふふ。ハンチング帽の老紳士が 長い事落ち葉に埋まって
カメラの構図を探っておる・・・
年に似合わず(笑)なかなかアグレッシブで新鮮じゃ。こういう人間様が来るから
この時期はワシらも楽しみにしとるんじゃよ~♪ほっほっほ・・・」