しばらく天気が悪くなるようなので
昨日の水曜日の晴れ間に プチハイキング。山の中は久しぶりだ。
北鎌倉駅から住宅街を上がり、六国見山の中を歩いた。
案内板にはアカネズミとかウサギとある、
誰かが見た事があるから ここに書いてある訳で、
何度か通っていたら そのうちそんな生き物に出会えるんだろうか。。。
書いてある通りの ほんとに「明るい森」で
展望台からは 三方を海と山に囲まれて もやーっと見える鎌倉の街と、
180度後ろに横浜の港街を眺めた。
昨日は少し蒸し暑かった。
日当たりの良い頂上付近では
シジミチョウが沢山とツマグロヒョウモン、カラスアゲハ、カマキリに出った。
林には リスたちの気配が多いけれど 目視出来たのは一匹。
樹の皮を すこしずつ「カリっ」と齧りながら上っている様子↓(笑)
山路へ入るとすぐに「稚児の墓」がある。
ホウキなどが据えられて綺麗に管理されている様子。おどろおどろしい雰囲気は無い。
鎌倉時代の物らしい。宝篋印塔は背の高いものだけど、
これは笠と基礎の部分だけ残っているみたい??
伝説では
由比ガ浜のあたりの長者の娘が ある朝居なくなった。
村人の話では「大鷹に襲われて 材木座方面へ飛んで行った」
里人総出で鎌倉中を探し回ると、二階堂の岐れ道(鎌倉宮の近く)辺りに血痕があり、
粟船(大船)の岡野辺りに骨がおちていたと村人が言う。
父親は鷲の爪と嘴でつつかれた無残な娘を抱きしめ、きれいに洗い清め、
鎌倉中でも高さ一、二といわれる六国見山のこの場所に葬った。。。。
言い伝えの真相は・・・!?
六国見山の山頂の印。
・・・なんで麻雀パイなんだろう!?誰?(笑)
標高は・・・イーピン・スーソウ・チーワン・・・・メートル。
こんな道が続く・・
建長寺までハイキングするつもりで来たが・・・
山の中、生き物も花も少ないので 明月谷へ下りた。
明月院の境内から出ているこの明月川沿いの住宅には
こんなに素敵な橋のエントランスが何本もある。いいなあ。
もっと 花が見たくなってしまったので、東慶寺へ。
・・・一人は自由でほんとに快適(笑)
好きなオオケタデは終わってしまっていた、薄紫色の紫苑はまだ沢山!
ホトトギスは珍しい白ともうひとつ、濃い紫色。
東慶寺にはフジバカマがあるので アサギマダラが来ているかな?と期待したけれど
この日は会えず。
でも、冬桜がたった一輪だけ、開いてるのを見つけてしまった~♪
冬と名の付くものが咲き始めた。これからグッと季節が進むのかも!?
ピンクのシュウメイギクは苺ミルクの匂いがしたら良いなぁ・・・
光るススキは山門の外にて。
東慶寺のブログに、先日お寺の庭についての事が書かれていた。
これから時間をかけて自然な庭に変えてゆくのだそうだ。・・自然?
自然という言葉は難しく、自然に見える庭でも 強いものがはびこり
繊細なものが駆逐されていくのでは違うという事だ。
北海道の「十勝千年の森」から専門家を招いて
調査を開始したとの事で、将来どんな庭が出来上がるのか、
一年なんてあっという間の私には(笑)とても楽しみな事だ。
由比ガ浜で珈琲タイム。
イソヒヨのメスが先に来て、次にオスも近くにやって来た。オスくん、久しぶり!
締めくくりに久々の貝拾い。吟味して少なめに拾った♪
・・・・もういい加減、半袖に飽きてしまったー💦
セーターとブーツを身に着けたいなあ。