りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

THE☆ロザ

砂の上に溜まった落ち葉の中に ピョンピョン飛び跳ねるカラス。

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ダンディーイソヒヨドリの背後に 人間。

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そう、ここは由比ガ浜

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稲村ケ崎の風景・・・

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昭和27年の同じ場所↓

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ついでに逗子方面の風景も・・

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これも同じ場所を昭和27年の夏に巻き戻してみると 

f:id:yuuko1220:20180120210405j:plainよしず張りの海の家にパチンコ、スマートボール、射的などが並んだそうだ。 

本棚にある鎌倉本の中の古い写真。

古い写真と現在を比較するのは楽しい。

 

 鎌倉関連の本は 世の中に沢山あり、私は近いという事もあり

ついついポチポチと指先で買ってしまうが 

本ばかり溜まって、読む事が追い付いていない(笑)

 

ふっ・・と手が空くと 本棚からその時の気分で引っ張り出して、ちょこっと読む。

面白そうな本を見つける→読む→新たな事実に驚く→忘れる→面白そうな本を見つける→読む・・・・

・・・の繰り返しで 毎回新鮮な感情が沸き上がる(爆)

 今回その新鮮な感情の冷めないうちに鎌倉へ向かった。

 

長谷にて。

道すがら 気付いた視線。

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生首からの視線には やはりピンと来てしまう自分なのか。

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その先の目的地へ着いて 拝観料を払って入場。

それは今から760年くらい前に造られたと思われ

誰が作ったのか、わかっていないという。。

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窓に、変わった扉が付いている。

この扉は銅製で 後に1730年代(江戸時代)の修理の際に取り付けられた。

 

彼は 鎌倉の大仏さま。本を読んだら久しぶりに会いたくなったから来た。

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(どうでも良い事:この角度から肩の丸みを見ると ドリフの”8時だよ!全員集合”に出ていた

大きな着ぐるみの、ジャンボマックスを思い出す私。)

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曇り空の大仏様。

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大仏殿倒壊、大地震津波。。数々の難を乗り越えて

700年以上も同じ姿で座り続けている。

しかもこの500年位は風雨に、近年は酸性雨、花粉やPM2.5にもさらされている、

ロザ(露座)のままだ。信じられない。技術的にも。

 

うつむいた首が穏やかに見える。

f:id:yuuko1220:20180121145155j:plain一昨年の55年ぶりの健康診断後、初めての訪問だけど、

掃除などで お顔がどのくらいきれいになったのか?覚えがない。

 

 目の玉が見えるかしら?・・とじっと見上げても見えない。

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仏様の眼の色は 睡蓮の花の様な濃青色なんだとか。

もともとは黄金の大仏様だったと言うから、

その頃なら まぶたの中が青く見えていたかも!?頬に金箔?が少し残っている。

鼻の孔は改めて見てみると結構小さいな。上品。

 

眉間の丸い物体「白毫」は

江戸時代の修理工事の際に取り付けられたもので、

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出来上がって取り付ける際には この白毫を大八車に乗せて 

江戸中を引き回し、結縁を受けたそうだ。

そんなに大きくも無い、高さ15センチのこの丸い物体を乗せた大八車、

分厚い紺色の座布団か何かに乗せたんだろうか!?

そんな光景を妄想して楽しむ(笑)

 

合わせた両手

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私には仏像の知識が無いので 仏様は指と指の間に水かきがついていると本で読んで

確認したかった。ホントだ、親指と人差し指の間!

(仏様は偏平足というくらいしか知らなかったので 仏の32相という物を読むと結構面白かった)
 

20円払って 胎内へ入る。(一度階段を下りて、入口からまた階段を上がる)

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 遠い昔の、鋳造の時の接合の跡が生々しく、

その頃の人の動きが感じられる様な。。。。

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上を向くと昭和35年の改修工事で 前かがみになっている頸部を支える為に

強化プラスチックが使われていのが見える。

まるでガムテープを連想させる色でちょっと残念に見えるけれど・・。同じ色に塗れば良いのに。

(その奥の螺髪のブツブツがイクラみたい。)

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鎌倉大仏の厚み情報~!:頭部3~4cm、胴体平均4~5cm、腹部12cm)

 

この胎内は、昔、装飾されて 賽銭箱が置かれていたこともあったそうだ。

しかし大きな地震などの後に 多分、色々な事が放置されて世の中が荒れていた頃、

盗賊が住み着いて居たり、賭博場になって居たり、鳥の巣だらけの糞だらけだったり、

男女の密会の場になっていたなどと言う話があるそうで・・・・

 

時間をかけて見る程でもない狭い胎内で私は 

空いているのを良い事に 一人妄想しながら クルクルと回って眺めた。

 

また何年かして そのことを忘れた頃に観に来ます✨

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大仏様ありがとうございました。。。

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由比ガ浜へ戻ると

コンビが出迎えてくれた

 

「おっ、姐さん お疲れ様っス!」

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