湘南台に用があった帰り道に「穴」散歩。
自然物の中に ぽっかりと開けられた「穴」に惹きつけられる
この気持ちは 果たしてなんなんだろう(笑)と いつも思う。
「がんがん洞」
台地の崖に掘られた穴で
昔は水田の用水を補うために掘られた。
穴の奥に向かって声を出すと ガンガン と響いたとか。
境川沿いから見た がんがん洞のある台地。
これががんがん洞。歩道のない道沿い、ガードレールの向こう側にあった。
この穴には今も コウモリが棲んでいるそうだ。
ポリタンクに水が滴っている。穴は深いのかな?気になるなー。
入ってみたいけどなー。
(私の嫌いなカマドウウマもきっと沢山いるに違いない(=_=))
そのガンガン洞の 低い崖の上には
相模の国に点在する不思議な神社と言われる,サバ神社12社のうちの1つがある。
後から名前が変わって 地名をあてた「七つ木神社」と言う。
本殿はシャッターが閉まっている。その上にワイルドな文字で「七ツ木神社」!
神社脇のコンクリで補強された斜面に お地蔵さんが埋め込まれていた。
多分 とっても可愛がられているお地蔵さん♪
そしてここにも 「蟲」に関する神社碑が。蚕の旧字体「蠶」の文字の様だ。
(明治時代この辺では養蚕が行われ 長後には大きな製糸場があった。)
境川の中流域にだけあって 残っている文献も少なく
謎と言われる12社の「サバ神社」だけれど
「川により浸食された洪積台地の川沿いに祀られた祠、里神様といった
素朴な祭祀信仰ではないか?」と書かれている本がある。
確かに地名の歴史を見ると この辺りは昔、
川が氾濫すると川沿いの田は池の様になったと言う。
今は忘れ去られた付近の田や川沿いの地名には
「悪水縁」「どぶ田」「大川渕」「ぐる巻き洞」なんていうモノがあった。
((((;゚Д゚))))なんだかすごい地名だな。あ、あくすいぶち だなんて!
・・・・知る事は興味深いし面白いけど
先日 2回目の訪問。
藤沢駅北口の昭和喫茶「灯」←ともしび
以前行った喫茶「ジュリアン」も良いけれど 更に落ち着く雰囲気だった。
午後のティータイムに利用、坪庭?があった、渋い!
珈琲とケーキを食べ終わると サービスで熱々の緑茶が出てくる。
お会計を済ませると最後に
「いってらっしゃいませ」と言われる。なんだかあったかい。
純喫茶めぐりがしたくなったな(。・ω・。)