先日の鎌倉湖の帰り道・・・
海を見て帰ろうとしたら
いつもの場所が 暴風荒波で砂浜が無くなっていて
浜へ下りられないし 目も開けられないほどの飛び砂だったので
バイクを潮風に晒したまま 極楽寺切通しを通って
極楽寺をふらっとしてみた。
月影地蔵・・・・
「月影」と聞くと 響きが素敵。
極楽寺と稲村ヶ崎の間の海側あたりを「月影ヶ谷」と呼ぶそうだ。
極楽寺の駅沿いを歩くと あれは!「昭和のゴミ箱」ではないか。
鎌倉で見つけたのは 確か5個目だ。
昭和30年代まではこの路上のゴミ箱から
作業員が手作業でかき出し、手押し車やトラックに積込むとという収集だったそうだが
S39の東京オリンピックのための 清掃事業の向上の項目で
ニューヨーク市から「(家庭内に設置する)フタ付き容器による収集をした方が(=_=)」
とアドバイスを受けたそうで、
その辺から コンクリ製のゴミ箱は青いポリバケツに変わっていった。
全国でコンクリ製のゴミ箱が使われていたのかは不明だが
こんな風に街に溶け込んで染み込んだ 時代の忘れ物を
訪ねて触れて味わっている2次元の知り合い(愛媛県の素敵なお姉様)が居る。
並べてみると その土地の風景と相まって つくづく面白いなと思っている。
愛媛県ゴミ箱(港山、高浜、祇園、今治)地域によっては側面に持ち主の名が。
東京都内 墨田区言問橋付近 で私の母も発見して知らせてくれたっけ
ゴミ箱探しの街歩きをしても 楽しそうだ。
極楽寺1丁目の路地から見下ろす海。
きっとここは いつでも風が吹いているんだろうな。