月曜日のこと、
江ノ島の裏っかわの岩場で 海を見ていた
長〜い、パドルサーフィン(SUP)が1枚、岩場に上陸したなあ・・・・
と横目で見ていたら そのボードがこちらへ近づいて来る。
何事か( ;⊙´◞౪◟`⊙)?
その海から出てきたウェットな人は
「(;´д`)すいません、今、何時ですか?」 と聞いてきた。
話を聞くと、あっちに見えている鵠沼海岸で
ボードに乗り 沖に出たら 潮に流され戻れなくなり
2時間半流され続けて ようやくここに漂着した人だった(゚д゚)!
直線距離にして2キロ半くらいだろうか、
漕いでも漕いでも別方向へ流される恐怖を語られ、
死ぬかと思ったところを こうして上陸できた
・・・という安堵と疲労について話を聞いた。
「海水しか飲んでいなかったから お茶が美味しい、ありがとうございます」
と (つд⊂)怖いことをさらりと言う(笑)
私は ずぶの「カナヅチ」なので そんな恐ろしい、未知の世界を味わってドキドキした(;´д`)
彼は唯一 首から下げた荷物の中から タバコを美味しそうに吸った。
聞くと防水のそのケースには タバコと車の鍵だけ(=_=)
電話を貸そうにも 誰の番号も、嫁の番号さえも覚えていないと言う。
・・・・(=_=)スマホに頼りきっている現在 そんなもんだろうな と納得。
落ち着いた頃 「板はとりあえずここに置いて 車のある鵠沼海岸まで歩いて戻る」と言うので
江ノ島表の弁天橋まで 道案内した。
かわいそうに いきなりの崖の階段に 面食らっていた。
あのカフェのもっと上まで 一気に登るのだ(笑)
鵠沼海岸には 離岸流の起きやすいポイントがあるらしく
まあ 私には体験する可能性は無さそうだが
自然を甘く見てはいけない、風の強い昼間の出来事だった。
その漂着人は同年代と見られ、ポジティブな印象。
弁天橋に着く頃には面白い人物と判明。
『「怪しい漂流物なう」ってつぶやいていいですよ』なんて言う(笑)
写真とっていいですよって 人ごみの弁天橋でポーズする漂着人。
⇒http://f.hatena.ne.jp/yuuko1220/20141110160632
ペタペタと裸足で去っていった。
新種の生き物とのふれあい という感じだった(笑)
昨日はカワセミを見かけた。
蓮池で目の前に止まったカワセミを発見!
頭上にツグミみっけ