先月東慶寺で見た イワタバコの蕾から十日ほど経った。
昨日は午前中雨のふらない予報だったので
天園のイワタバコが咲いているかな?
と出かけてみた。外は薄日が射すほどの天気。
その空が、鎌倉に近づくにつれ 暗くなっていった。
直線距離で 7キロほどだが 鎌倉宮あたりは
雨だった。山道は鬱蒼として雨音だけを聞きながら歩く。
暗い、誰もいない、が、感じた視線。
目の高さに 何かがコチラを見ていた。
キノコだった。一本だけ(笑)何故(笑)
キノコの菌糸、ますます謎。
百八やぐらへ来た時は 何度もイワタバコの葉を見ていたので
時期が合えば花が見られるはず・・・。
JUST IN TIME
やぐらが口を開ける岩壁に沿って 奥へ進むと紫の小さな花達がところどころ咲いていた。
壁から葉っぱが伸びてきて、根っこは?どこ?
面白い構造だ。
場所に似合って、血色の悪い、具合の悪そうな花に見える。
白い花もあるそうだ。きっと白は 魂だとか幽霊みたいに 私は感じるかも(´・ω・`)
直射日光の当たらない、ジメジメした岩壁に育つ植物で
岩から染み出る養分を吸って成長する着生植物という種類だそうだ。
ダンゴムシも 結構な数が雨の中 壁に張り付いていたので
同じ様に壁から養分(カルシウム)を吸っている似たようなものだな と思って眺めた。
北鎌倉からの道中、歩く人の数がいつもより多かった。
紫陽花シーズンを迎えて とっても賑わっているようだ。
去年見に行って 私はちょっとうんざりしたので
今年はもう 紫陽花を鎌倉では見ない!と決めている(笑)
近所の公園で充分(>_<)
海や江ノ電は見えないけれど・・・・
イワガラミという紫陽花みたいな珍しい植物もホントは見たいんだけど・・・・
※ 最後の小さくてなんだかよく見えないのは(笑)
蛾の一種で「ホソオビヒゲナガ」らしい。
長すぎる触覚の必要性を詳しく知りたい(笑)
・・・・そういえばアゲハの蛹、そろそろかな(´・_・`)?