九十九里 飯岡。
風が強かったが 堤防を歩いてみた。
風があるので 「朝からアタリが１回だけだ」と釣り人はのんびり言っていた。
それから ここでは堤防間近まで スナメリがやってくると聞いた。
「さっきも目の前に来たよ」なんて聞いたら
見ないわけには行かない！と 強風の中 水面を睨むが現れる事は無かった。
背びれが無いから見つけにくいのか！？
「跡」ちょっとのんびりした感じの飯岡町だが、
３１１では 高さ６Ｍの津浪が堤防を越えた。
海沿いの道路から内陸へ向くと
更地になったり建て替えられたりという建物が目立つが
爪痕は まだ 残る。
室内も そのままになっている家もあった。
「跡」飯岡から内陸方面へ向かい、坂を上がって行くと
一番高くなった辺りに 本土決戦用の戦跡があるらしいので 見に行った。
すぐ近くには 自衛隊の受信所があった。
浅間神社入り口を入る。夕方なので急ぐ。
ちょっと怖い感じなので走る。
浅間神社といっても これだけ。
ロープ！ロープだ！覗くと入口側だ。
海を臨む反対側へ回る・・・・
物凄く厚いコンクリート！艦砲射撃に備えてこんなに厚いのか！？すごい！
内部天井に木製の 凹み。
調べたら電球を入れて 光が漏れない様にするためとか・・・
２メートルくらいの高さだろうか・・・
「トーチカ」防御陣地 で良いのか解らないが・・・・
内部も崩れていないし 壁面も綺麗。
なんだかこんなに完璧に残っていると
こっちが過去に戻ったようなヘンな錯覚。
中から 覗いたら バードウォッチング出来たりして。
まだまだ 使えそうだった。
辺りがどんどん暗くなり、ドキドキしてきたので、退散（汗）
でも、この 勝手な緊張感が、
気分転換になったりも する。やめられない。
