連休後半は 千葉の東の方・・・畑の真ん中みたいな場所で過ごした。
幼いころから 何度か通った今は亡き祖父の家。
祖父は、子供が巣立つと
高円寺（都内）の家を 売り払って
仕事場ごと勝手に千葉に移住してしまったのだ。
「また、関東大震災が来るから」が口癖だった。
周囲には目ぼしい物は何にもない。
その何にもないのがイイって言うのは
子供と、・・・・・４０代以降なんだな、と気づいたのが４０歳の時(笑)
今回は 自由時間の半分くらいの時間を すぐ近くの大きな牛舎で過ごしてしまった。
ここのは全部雄牛・・・・・。
時々作業する人が来るが、「どうぞどうぞ」と言われるので
こちらも 我が物顔で動き回る。
大きな餌を左右から挟んで運ぶ重機。
牛の水飲み器。鼻で押すと 水が出る仕掛け。
生後１か月の馬も居て、触らせてもらった。柔らかい毛。
おとなしい牛達はみんな、退屈そうなので、
柵によじ登ってみると・・・・牛達は慄いて どん引き。
寄って来ては・・・・登って(笑) 遊んでいたら
背後から「中 入ってイイよ〜」とジャンボ尾崎登場。
クロックスなので こんな深い泥だか何だかの中には入れません、
「いや、イイです(笑)」
すると ジャンボは
「こっち付いて来な！」
畑の道を何百メートルか歩かされた。
今朝生まれたのも居るんだよ、
あの繁みの奥で沢山子牛を育ててるんだ、
今日は居ないけど東京の女の子も来てるんだ（働いている女の子の事らしい）、
子牛は小学生くらいになると出荷されたり、
メスは食肉にならない事もあるし・・・・云々
ジャンボなので、私の３倍はあるストライドに、小走りでついて行く（汗）
ありゃー！小さいの見えてきた！赤いの着てる何アレ！（保温用に着せるらしい）
まだ へその緒が残っている子牛達のハウスへ案内されると
「産んだばかりの母牛は興奮するから気を付けて、ゆっくり見てって♪」
と言いながら ジャンボは なんと、去って行った・・
パラダイス。
此方 幼児グループ スマホで音楽を聞かせると 超〜〜〜〜聞き入る子達♪好奇心旺盛。
幼児達の水飲み器 その名も「お湯飲み君」
此方小学生グループ 性格の違いがハッキリしていて
撫でても撫でても 逃げずに寄ってくる、可愛い数頭に出会う。
誰もが気になる 匂い だが、
ドライブ中であれば顔をしかめるモノだろうが、
ここに５分も居れば何ともなくなるものである
鼻腔も身体の中の空気も全て この匂いに満たされるためか？〜或いは麻痺〜
どれくらい 子牛を撫でまわしただろう？？？？？
大きな、好奇心のある豊かな目、温かい頬。
ほんまにＭＯＯＯＯ、可愛かった！！
つぶらな瞳が 夢に出てきそうだった。
もちろん、可愛いと思うだけでは無かったのだが。
