りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

花の寺で脱線 

新しい年度。まだ歯車がうまく回らず、
仕事をしている訳でもないのに 頭の中だけが
落ち着かない・・・・。

ので なかなか更新も出来ず・・・汗)

先日 花の寺の1つ、大船「龍宝寺」を散策・・・・



桜やらシャガを眺めて 新緑のモミジに癒される・・・

そして
いつでも入れるから、と 寺入口にある、まだ見ていなかった資料館に入ってみた。

玉縄城の模型と、古いモノが展示・・・・

大八車って、1台で8人分の力があるから大八車(代八車)だと!
久〜々に観た 五百円札は、岩倉さんから受ける印象が 変化していた、
「あれ?意外に素敵」・・・・歳を取ったという事か。(笑)

 


あ!!次のパネルの裏から現れた コレをみて、「はっ」と
色んな事が甦った。


これは、人力の霊柩車である。

内部↓


沖縄県竹富島で観た 赤い人力霊柩車と
アノ時 新たに知った民族の風習・・・・


写真を掘り返す


気分を悪くしたら 申し訳ないが、
ちょっと興味があったりする、
色んな土地の 墓 の形が違ったり、埋葬方法が違ったりって言う事に。

 
あっちの方のお墓は とても立派。

あちらのの資料館で 資料をコピーさせていただいて
理解したのはこんな感じだ。

「洗骨」竹富島では戦前までの風習・・・・(今は 火葬場が出来たので竹富島から石垣島の火葬場へ移送)
(沖縄もかつてそうだったらしい、台湾にも似た様なことがあり、
本州でも縄文時代に洗骨の跡があったそうだ、また、少ないが今でも行う家もあるそうだ。)

洗骨とは 洗い清める改葬儀礼で 行う時期は家によって違うらしいが
八重山では、
「洗骨」は死後 3年・5年・7年 の奇数年に行われる。
(3年目5年目7年目に墓から棺を出して来る)

大きな墓の上に 幕を張って 墓の石扉を開け、棺を外へ運び出す。
そして棺の蓋を開け、その骨を家族親族が洗うのである。
3年目は 手指の骨だけらしい、3年では完全に白骨化していないそうだ。
その作業は 親族内の婦女子に限っていたという話があった。

白い割ぽう着を着た数名が大事に扱って
最終的には大きな骨壺に納められる。

古い時代の風習を受け継いで、大変大事にされて、洗われて尊ばれて、
最初はとりだすなんて!ととてもとても驚いたが、
昔と変わらない生活を送り続ける島民の、
感性が、豊かである事 の様な気がする。

鳥葬、風葬、崖下葬なんていう方法もあったそうだ。
天に帰って行く と言う事で「天葬」とも呼ばれる。



・・・・・・という頭の中の脱線。

この日は、暗くなってようやく 線路に乗った感じだった。