りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

遺構は眠る・・・

鎌倉といえば 私はここから始まった。

洞門の神々しい佇まいに 感動した。

 鎌倉では宗教的な目的で 谷戸の開発と祭祀が行われたと考えられている。
この辺りは 遺構が数々眠っている。

「大町釈迦堂口遺跡」

平場の奥の壁に やぐらが見える。


崖に沿って 見回すとたくさんのやぐらが空いている。

かつては見学コースがあったようだが 
今は手入れがされておらず、ひと気も無い。

切り立った美しい切り通しの壁に 赤い橋が架けられている。
この切り通しは 浄明寺から名越に出るための 古道ではないかと言われている。
別名犬懸坂とも。急だったのだろうか。


まだ渡れるようだ。ムラサキシジミに案内された。

太陽や月を象った 穴の空くやぐら(日月やぐら) と 石仏が掘り出されたやぐら。
  

釈迦堂切通の洞門を、上から見たり。。

横から見たり・・・・・ 

斜面を掻き分けていると 目の前に繭!白くて可愛い。

とってもメルヘンな気分になる。
まあ、蛾の子供なのだろうが・・・・・

とても大きなやぐらもある。大木の根がうまく溶け込んでいる。
 

これらの遺跡は 整備を待って眠っている様だが、
沢山の遺跡を持つ鎌倉なので 順番待ちも きっと大変ではないかと思う。


ハイキングと遺跡めぐりを兼ねる事が出来る鎌倉の散策は
止められない!!
そしてこの日も 両足に草の実を沢山つけたまま 海へ向かった。

由比ヶ浜・・・・桜貝を探したが この日は見つける事が出来なかった。