りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

鎌倉 大町〜名越方面散策

前回の続き。

黄金やぐらから 少し戻り 大町の住宅街の奥へ足を進めた。
その奥には 名の無い「やぐら群」があると言う。


住宅街の舗装道が途切れると 現れた杉林。
この日は ほんとうに春を思わせる 日差しと空気。
気持ちが良かった。

林では キツツキやリス、いろんな鳥の気配。
一足ごとに 飛び去り、場所を変える鳥たちに ちょっと申し訳なく思う。

視界が開けると そこは谷間の畑だった。

リスが3匹で畑を荒らし(笑)黄色い、セキレイ・・・?鳥まで畑をつついていた。
  

畑の周囲の斜面には ぽっかりとやぐらの穴が開いているのが見え
また、低い場所には犬猫の墓地があった。
 

DARK?な山への、ミラクルなエントランスは 赤矢印で飾られ。

この辺りの山の反対側は「死者の谷」なんて呼ばれていたそうだ。
鎌倉の街中に墓を立てられない武士・僧侶・市民をこの山の中に葬ったから。
・・・・そんな言い方したら 鎌倉の山は全て 死者の山 になってしまうだろう。
ただ、ココだけは 現代でも死者の山なのだがー・・・

しかしなんと幽玄な、静寂と常緑の世界が広がっている事!
シダ植物の繁みは 潤いに満ちて 足元からマイナスイオンが立ち上っている様だ。

左右の斜面が迫ったところに やぐら、しかも3段になっていた。

  
シダ類に埋もれて 全体像が見渡せないのが残念だ。
山向こうのまんだら堂遺跡は 同じ様に何段かにやぐらが並んでいるが、
整備したら ここも相当な見栄えのある風景になるだろう。
・・・・・名前が無いなら 裏まんだら堂遺跡でもいい、整備しないと崩れてしまいそうだ。
まあ、その 崩れ加減がまた、素敵だったりするのだがーーーーーー
分け入って分け入って 2段目までは中を見ることが出来た。
しかし 面白い程 杉がくっつく(笑)尾根に出た。
 

見通しの良いところで 眺める。
煙突は、小坪トンネルが心霊スポットと噂されてしまう原因か、火葬場の煙突である。

色んな物を見て 次の目的地を目指そうと 元来た道を下りる。
 

最初の畑で気になった 穴が・・・

近寄ってみた。

何とも素敵な横穴式井戸。素晴らしい!!

尾根から脇道を探して下りるのは、楽しいモノ。
今回は脇道を上がって尾根に出た。
この調子で 鎌倉の低い山々のルートを頭の中で繋げて行けたらと思う。

そして箱庭風立体地図「鎌倉の山とやぐら」なんて、作ったら、、、、
面白いだろうなあ!小学生に戻って 夏休みの宿題にしたい。
今日も平和な小鳥もさえずる 頭の中である。

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