海と軍艦の横須賀港。左は海上自衛隊地方総監部、右手に米海軍基地を望める。
その日は、横須賀芸術劇場へ来た帰りに
周辺を独りウロウロと、楽しんできた。
横須賀軍港の波止場正門 昭和5年の写真。
↓
約90年後、同じ場所。(近過ぎて左右の門が入りきらなかった💦(笑))
歩哨小屋は年を重ね こんな感じのイイ色になっている。
この 海に面したヴェルニー公園の端には記念館があって
対岸にあった横須賀製鉄所で 幕末から戦後まで使われていた
大きなスチームハンマーが展示されている(入館無料)
U字の足の真ん中についているのがハンマー部分。
大きな音が怖くて苦手な私は
蒸気で動かすこんな巨大ハンマーが稼働する製鉄所の見学は 無理だろうな(笑)
海上にはプラモデルの様な船が沢山浮いている。非日常。
それぞれ 米なのか日なのか分からない(笑)💦
自衛隊の潜水艦が掃除中の様子だった。
船体が黒いから、この日射しで表面は熱いんだろうな。
でも 司令塔部分のお掃除の人たちは、ワイワイ楽しそうだ。
潜水艦の表面は 四角い板を張り合わせたように見えるけど どんな構造なんだろ。
2重になっているんだろうなー。表面は硬いのかな、
押したらペコペコするのかな(笑)?。。。しないか。
ヴェルニー公園の対岸の ドライドック、100年以上も経っているけど現役。
↓その 100年以上前の写真。日本最古のドライドック。
こういう説明版があるので楽しい。
右の(A)↓と白字で書かれているドックが 上の古写真の第1号ドライドック。
ドックを上から見た写真がこれ↓(これも説明版より)
↑このエリア見てみたいなー。。。。今は米軍基地の中だけど。
年に一度、秋に見学ツアーがあって 5キロの距離を 団体で歩きながら見学して
所要時間4時間半っていうのがちょっとなあ。。💦
途中で出られないし。生きているうちに行ってみたいとは思っているが(笑)
汐入駅から 海沿いをのんびり歩き
となりの駅「横須賀中央駅」までたどり着くと
駅の東側の急斜面を 私は道を間違えながら登っていく(笑)←細くて道がわかりにくい。
崩落しそうな細い階段と坂道を 一気に上がり切ると 寺の背後に出た。海が見える。
鎌倉へ布教に行く日蓮聖人が 房総半島から渡って来た時に
この辺りの良い穴で 少しの間籠って修行をしていた。
その日蓮の修行穴をもとに このお寺が建てられたそうだ。
「猿海山 龍本寺」
本堂の彫刻美。。。。。
日蓮は37日間 その穴で過ごしたという。。。
「穴。」
アオメアブ隊長「とにかく穴だ、海側の穴を探せ。」
お寺の敷地から 登ってきたのとは別の 急斜面を下りる階段があった。
分かりにくい位置にある下り口で
コンクリートで塗り固められた崖につけた階段だった。
ものすごい照り返しで 視界がクラクラしそう。
下に何か見えてきた、
「隊長!穴です!」
コンクリートに囲まれてしまっているが この穴だ。
・・・中途半端な位置の穴💦上からは見えないし
上から見ると 下りる気になれない程の急斜面。
パイプ椅子が向かい合わせに4つ置いてあったので
穴の中で私は ゆっくり座らせていただいた。
海は見えない。。。
斜面をコンクリートで固める前に 見たかったなあ。
きっと穴の周りは鬱蒼としていたに違いない。
鎌倉の日蓮さんにまつわる穴よりも小さいけれど
海の近くの”良い穴”だったんだろうな。
下界へ降りて振り返ると 暑さで溶けた様な光景だった。
その穴は「お穴さま」と呼ばれているらしい。
もうだめだ暑い、帰ろう・・・
せっかくだから飲み屋街を通って行こう。
変わった名前の整骨院辺りで裏通りへ。
飲み屋街に↓こんなパンフレットが置いてあった。
「えっ!横須賀ってブラジャー発祥の街だったの!?マジですか!」
おどろいた。ブラジャーはアメリカだと思っていた。
このスナック街のどこに売っているんだ?
歩いているうちに 飲み屋の入り口に↓シールが貼ってあるのに気づく。
(↑とあるバーのメニューから。。)
芸術劇場で音楽、そして穴他と軍艦、飲み屋街を散歩して楽しんだ一日だった。
しかし、日射し強かったなーーーーーーーー・・・
夜は最寄り駅でローストビーフと めったに買わない瓶の江ノ島ビールを買って、
ローストビーフ丼にして手抜き。
ビールがもの凄い速さで 膝にジワーっと沁み込んで、
思わずソファに沈んで食べた(笑)