近くの河原のススキとは ちょっと広さが違う・・・
沢山の杉の山の手前に広がる仙石原の原っぱは
もう冬の色だった。
ススキ原の近く 同じ仙石原にある 長安寺、度々訪れるが
紅葉の時期には行ったことが無かったので 立ち寄る。
羅漢さん(壱)「いらっしゃい。仙石原は寒いでしょう?はい、入場券ですよ」
羅漢さん(弐)「どうぞごゆっくり。入場券の葉っぱは 記念にとっておいてね。」
紅葉はあと少しでピークを迎えるという感じかな、
境内の散策路は 斜面になっているので
彩とりどりの葉っぱを 絵画の様に見上げたり見下ろしたり、
色んな高さから 紅葉と、味のある表情の羅漢さん達を楽しめた。
羅漢さん(参)「あの杉木立の奥の色もね、眼を細めると 尚良いんですよ。」
羅漢さん(四)「何年も眺めているけれど、秋の色は毎年微妙に違うのですよ、
私たち五百羅漢も 楽しみにしています。う~ん、今年も心に沁みます・・」
足元には たまに、リンドウが居たりする。
羅漢さん(五、六)「さようなら、お気をつけて。
また 春にでも 花を見に来ては如何かな?」
今回は 御殿場の両親宅へ行くのに、登山鉄道に乗り
宮ノ下駅で待ち合わせをして 紅葉ドライブも楽しんだ。
金時山登山を日課にしている父に言わせると、
これからもっと 箱根の道路沿いのモミジは真っ赤になって行くと言う。
両親宅でまったり過ごし、リビングで 富士山の雲が取れるのを待って
一目見てから帰路へ。
両親の年齢を考えると、こうしてのんびり3人で一緒に景色を眺めるのも
あと 何回あるのかなあ、なんて考えると ちょっとしんみり。
私も 着実に年を重ねているということだ・・・・(笑)
時間は 大切にしないとなあ。