私の住む町藤沢では 数年前から
藤沢宿の古い建物を アートと共に公開するイベントをやっている。
先日拝見した 蔵のあるお宅の展示が面白かったので・・・
遊行寺坂の途中にある”有田家”の蔵の中。
(遊行寺坂は昔、馬の背の様な急坂で、その坂を上るときは
乗り物に乗っている人には下りて歩いてもらったり
「立ちんぼう」と呼ばれる駄賃稼ぎの人達に 荷車を押してもらったそうだ。
今の遊行寺坂は 二度掘り下げられているので緩やかになっている:藤沢市「藤沢の地名」より
有田家の高さが かつての道の高さだった様だ。)
蔵の中、1階の床には真っ白な石膏の抽象彫刻作品が数点、
薄暗い中に ほのぼのと鎮座していた。
階段を上がって・・・
蔵の構造と作家さん二人のアートを楽しむ。
好みの造形!!イラガの幼虫だなこりゃ♬
蔵の前では彫刻の作家さんご本人が案内役をされていた♬
蔵の隣の 今は使われていない母屋では 映像作品の展示。
作品の鑑賞の仕方の説明書きが縁台に置いてあったので読んで鑑賞。
説明内容は確かこんな感じ・・・・
・靴を脱いで畳に上がる
・梅干しの壺から一粒取り出す
・梅干しを口へ放り込む
・映像を見ている間は口から梅干しを出さない
・映像が終わったら種も作品の一つなので
・梅干しの種を部屋の隅の皿へ置く
幸い私は 誰も居ない時間に恵まれた。
しばし鑑賞。。。。。
種・・・
この蔵のあるお宅のお婆ちゃんが作った梅干しで、
映像は梅干し作りの工程だった。
大粒を頬張る贅沢さと酸っぱさを存分に味わいながら
面白い感覚の”アート”だ。
美味しくて、もう一個食べたいけれど そういうわけにもいかず(笑)
散歩から・・・
ススキがもう、こんなになっているんだなあ・・・・
サワサワサワサワサワ・・・・・・・
いつ寒くなっても良いですよ~と、嬉しそうに見える木の実。
そろそろコスモスも 朝の寒さに縮んでしまうかも。
「おっ!元気?」と、ベンチでウトウト中の猫に挨拶。
私のお気に入りの公園に住む、お気に入りの猫だ。色がイイ。
・・・・そしてやっぱり今日も、良い顔した!!
。。。。起こしたから不機嫌なのかも(笑)
逃げそうだから触ったことないけれど いつか撫でられるかな。
この子の過去写真↓
まだ寒かった子猫の頃の顔と、4月頃の顔。
八重シュウメイギク