一度も下りたことがないので 先週末に行ってみた。
以前私に 美容師の練習用の首をくれた美容師さんが
鴨宮出身で、「なんでもあるから良いですよー、鴨宮(☆∀☆)」
・・・・・と言っていたが 北口駅前ロータリーに下りて
予想外に何もないので驚いた。
(駅からちょっと離れた(徒歩20分)ところに
大型のショッピングモールがあるのでそこへ行けばなんでもあるという事なんだな。)
駅北西の勝福寺に樹齢700年の大銀杏があるというので
遊行寺の樹齢推定700~500年の大銀杏と比べてみようと歩き出す。
短めの商店街を抜けていく。
途中、新幹線の線路脇に集められた石仏群、
上に凹みがあるのは初めて見たような。
この窪みに、落ちている五輪塔の相輪部分を乗せて正解なのかな?
静かな住宅街が続く。お年寄り達の ご近所立ち話の光景を
何度も見かけ、ゆったりとした長閑な印象を受けた。
お寺へ行く最後の角を曲がると
静かな住宅地になんと 出店がズラリ現れた。何事か!?
勝福寺では だるま市をやっていた。
これはホント~に、想定外だった。良いのか悪いのか…
仁王門が かなり立派な八脚門。
よく見たいけれど出店で見られない・・・
こりゃー大きいな 立派!驚き!
境内、出店がひしめいて 大銀杏も全体を眺められず。
しかし、上の方の枝の分かれ方が年数を現している様で荒々しく力強い。
見慣れた遊行寺の銀杏も、台風で折れなければこんな感じだったろうか。
高いなあ・・・・
本堂に向かって手を合わせる像がある。
二宮金次郎だ。このポーズは見たことがない。
これは「初発願(ほつがん)の像」で
彼が14歳の時に 観音堂の前で参拝中に 旅僧の観音経を聞いた。
しかし、その経が聞きなれない観音経なので 旅僧に尋ねると、
それは日本語に直した観音経であった。
自然とそれが心に響いて「仏の道」を知ることになった。
・・・と言う様な事を 表した像なのだそうだ。
普段の時にもう一度来ても良いお寺だな、と
その場を後にして酒匂川を下って歩いた。
オオバンと白いサギに沢山会った。
鴨宮の海岸へ出ようと 海に面した西湘バイパス下の通路を探した。
(こういったバイパス下のトンネルって誰か居そうでいつも怖い。)
海まで出た頃 空がどんどん暗くなってきちゃった。
海岸には浜釣りの人が一人だった。
(東海道新幹線モデル線の鴨宮基地があったことから)
これ、写真で見たことがあって、ちっちゃいのかと思ったら
私よりも かなり大きい(笑)高さ3.1m。
東海道線、今度は小田原の次の駅「早川」に行ってみたいなあ。。。