りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

えのにゃんずと江ノ島タイムスリップ:西方庵

江ノ島に渡って すぐ右手前の小さな山を 天台山と言う。
そのむか〜し昔は 島の子供たちが狭い山頂で遊んでいた。

その山の裏、西浦の浜へ出る脇道のにゃん'S。

この脇道や辺りの集落の呼び名を イリンチョウと言ったそうだ。
脇道から海へ出るあたりに かつて「西方庵」という小祠があり、
背後の天台山の崖を大きくくり抜いた洞窟「やぐら」があったと知り、改めて見に来た。

小道の脇でいつも 埋もれていてなんの石碑だか、わからなかったモノを知った。
見慣れたこの謎の石碑は その「西方庵」の三界萬霊供養塔。
しかも、江ノ島で一番古い石造物なんだとか。(1672年造立)

第ニ次大戦で砲台にするために その洞窟に祀られた神々を移動させた。
そして その洞窟を反対の海側まで貫通させる工事を始めた日に 終戦を迎えたということだ。

今は 崩落を防ぐために洞窟は塗り固められて石垣になっている。

この石垣に 大きなトンネルが作られる予定だったとは・・・。
(西方庵のやぐら跡は 石壁の表面に線で表示されて金属プレートで示されている)

江ノ島上の方から 天台山と片瀬を望む。


もう少し終戦が遅ければ そのトンネルが開通していたら、
弁天橋から島を見ると 江のスパ辺りに 
ぽっかりと空いたトンネルが見えていたかもしれないんだーひゃー(;゚Д゚)!

洞窟やぐらの中に並んでいた神々は 頂上にひっそりとある、大崎稲荷の脇に 
並び順をそのままに 置かれている。
2年前に知った 謎の石仏群の謎が解けて とってもいい気分な散歩が出来た。

地震や崖崩れ、大時化などで形を変えた江ノ島、その時々の印が
目立たないところに眠っているようなので まだまだ楽しめそうだ(´◉◞⊖◟◉`)♪



やきとり 「ネーチョイト」・・・・そのあとの言葉はなんだろうw
そういえば、居酒屋のようなものがいくつもあるのか、夜の江ノ島を私は知らないなぁ・・・。



最近公園で見つけた モミジバフウの実とカリガネソウのピンク♪



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