りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

また来年

今朝 雛人形を早々に片づけた。

今年は 7段ではなく、一部しか出さなかったが
昨夜 ギリギリになって
やはり アノ顔が見たいと思い、夕食を作りながら
天袋へ手を伸ばした。

これは 祖母から受け継いでいる 大正時代の人形。
同じ年代の お内裏様 お雛様もあるのだが
この二人が とても 自分にしっくりきて 私の気に入っている。
浦島太郎と町娘・・・・。乱れた髪は 折れ曲がり、
なんとも 不思議な空気が漂う。
浦島太郎の顎は ネズミにかじられたと聞いている。
このまま子供へ 引き継いでゆくつもりだが、
受け入れてくれるのだろうか。

節句の意味、料理、母から教えられたものは
そのまま子供に引き継ぐ責任を感じているので
手抜きをせず、伝えようと 
行事の前には割と引き締まる思いになる。

だから 今朝も 行き遅れ防止に パパッと人形を片づけたのである。


そろそろ啓蟄

昨日は近所の梅の香りを求めて 散歩した。
遊行寺の梅も 綺麗に咲いていた。
  

このお寺には参道に 古い電信柱が立つ。
旧日本軍の建てた 電柱であることは
一昨年知った。

錨のマークがついていたそうだが 跡だけが残っている。

この寺は 本土防衛と、鎌倉の深沢にあった海軍工廠の宿舎として使われていたらしい。
地元のこういった歴史は 教えてくれる人が居なければ知らないままである。
友人に 話したりもするのだが、やはり 興味の有無で伝わって行かないものである(泣)
・・・・・この電柱に 表示したらいいのに と いつも思うのだが。

江の島鎌倉と続きなので ここにもタイワンリスが居る。
車の渋滞の列の頭上の 電線を渡って移動するほど
ここでも逞しい。

なんとやる気のない 捕獲箱。
これだけ可愛いと 何が何でも捕獲!という気持ちにはなりにくい・・・・。

そのまま歩いて 公園へ行った。
 
柔らかそうな朽木に、何かいるかなあ?
と思ってほぐしたら
真っ白なムカデの赤ちゃんが ドバー―っと出てきた。
(あ、写真にはそんなに写っていないので大丈夫です)

ムカデも、木の中に産むのだろうか。
啓蟄前に 無理やり出してしまった。
ごめんなさい(笑)

林の中の ゴザとか、トタンとか、大きな石・・・・
誰も見ていないと 大体、ひっくり返して見てしまうのは
子供の頃、相ー当ー外遊びをしていた名残りである。
そう・・・こういった事も、伝えて行かなくては、と、思う。
嫌がられても!