りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

苔の中からこんにちわ

年末に水族館で見つけた
「ミクロに生きる極限生物」のワークショップポスター・・・
「18歳以上 20名限定」・・・・ちょっとドキドキで申し込んだ。

副題がクマムシを採取してみませんか」

クマムシの本に 去年出会って、本の通りに苔を取って来て
水に浸し、その水を携帯顕微鏡で覗いたが 一向に目視できず
そのまま 放置していたので 是非、観られるのならば!と楽しみにしていた。

集まったメンバーは 色々。女性の方が多かった。
集まって 席に着くと いきなり「外へ苔を取りに行きます」ときた。
コートを着直し、ゾロゾロと 水族館の外の住宅街で
大人たちが ピンセットを片手に ウロウロ、足元の苔を探して
つまみ取る。異様なほほえましい光景だった。

壁に開いた 排水溝のパイプにたまった 汚いもの にも 居るというので
そんなところの 塊も ビニールに入れたりして・・・・

ちょっと不気味な袋を光らせながら 教室へ戻る・・・・
この苔達を 水に30分程浸すと、クマムシが起きて動き出すはずで・・・・

その 水を ひたすらスポイトで 垂らしては
顕微鏡を覗いて探す作業。



クマムシは 1000種類以上いると言われ、
何処にでもいる。海にも陸にも。ヒマラヤにも南極にもだ。

絶対に自分で採取した中から 見たい。
誰もが 無言で探した(笑)約2時間格闘しただろうか・・・
結果 クマムシ2匹と 線虫1匹 確認。(参加者の半数が発見できた)

見つけたクマムシは 赤みがかった種類の 可愛い子だった。
スマホで撮ってみた(笑)
左下のピンクの子。

・・・・・・・と、ここで「クマムシ」とは なんぞや。と言う方へ・・・

乾燥すると樽型に変身!真空、高温、高圧、放射線にも耐え 
レンジでチンしても平気な 体長1ミリ以下の 微小な生物である。
不死身伝説は 本当かどうか定かではないが、その最強にして、
可愛すぎる(私には)ビジュアル!
講師の方の獲ったクマムシがスクリーンに映し出されていたものの動画↓
(虫系苦手な方は 押さずにどうぞ)
http://youtu.be/PJuNqBowtXU

シャーレの中では 滑ってしまい、もがく姿が可愛い。
ひっくり返ると 自力で起き上がれない様だ。愛らしい!

電子顕微鏡で見ると こうだ!!(岩波科学:クマムシ本より)
ジャ――――ン

動物の様な 脚の生え方、熊っぽい体型。
こんな微生物が 身近なところで動いている。不思議で観ないともったいないような気になる。

講師の方達は「皆さんも是非 こちらの世界へ」とおっしゃっていた。
わたしも 行ってみようか と 思う。

もちろん、たった独りで(笑)


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