りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

人工地底空間 「瑜伽洞」

田谷山 瑜伽洞(ゆが どう)    
「田谷の洞窟」

瑜伽とは、いわゆるヨガの事であるらしい。
仏との一体化を図ろうとする 密教の行 のことである。
「ヨガ」の本質ってそうだったんだ!!

ココが彫り始められたのはなんと鎌倉時代だとか。
真言密教の修行として、大勢の僧侶が掘り進んでいったものである。

大船駅から 徒歩30分くらいだろうか。
真言宗 定泉寺 の 境内の奥に
その 洞窟は口を開ける。

薄暗い洞窟内へは 手に持った板の先に
ろうそくを灯して進む。
蛍光ランプが ところどころ灯されているので、
真っ暗ではない。
巨大な空間だからか、吹いてくる風で
ろうそくは ほどなくして 消えてしまった。

洞窟は 10か所くらいの広い空間を
結ぶように作られ、
広い空間や通路の壁面、天井には
曼荼羅、十八羅漢 の仏教説話などが彫られている。
四国八十八箇所、西国、坂東、秩父・・の壁画もある。
それらをすべて回る事で 巡礼したことの代替えとするそうだ。
すごいな。

堂内撮影禁止のため 検索画像ですが・・

こんな雰囲気。

洞内は、音無し川と言われる川や いくつも水が流れていて
付近の灌漑用水に使われたとか。
原型は古墳時代の横穴墓ないし横穴式住居の跡であるとも言われている。

洞窟は全長1000メートルに及ぶ!!
これには 本当に驚いた!!

そのうちの四分の一程度が いま一般に公開されている。

土砂で埋まった通路や穴もある。
暗闇の奥のそのまた奥に、
まだ 先があるんだと思うと
改めて 巨大さを実感した。

出口付近でパチリ。

↑こんなの見つけたので。

今回は家族と一緒で じっくり見られなかったから、
意を決して!この見取り図を確認しながら
独りで 今度 堪能して来よ・・・・・・・・
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出るって噂が あるらしい。
一心不乱にノミを振るう 念 の様なものが
ざわめいているのかも知れない。
でも、カメのお爺さんは、優しいという話。

ヘルメット、。。。。。赤いヘルメットか何かで
テンションを上げていけば
きっと 平気かな〜。
そうだ、IPODか!BGM何がイイかな・・・

そしたら、つぶやきます(笑)
あ、圏外かな(泣)益々ドキドキする〜