りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

足柄の、八重山越えて、いましなば

足柄
八重山越えて
いましなば

誰れをか君と
見つつ偲はむ


足柄(あしがら)のいくつもの山を越えて行ってしまわれたら、
いったい誰をあなただと思って偲(しの)べば良いのでしょうか。

万葉集より。
1200年前、奈良時代からの道。
足柄古道。

足柄道、足柄路と呼ばれ、
奈良時代には東西を結ぶ重要な道路として機能していた。
万葉集などにも足柄峠や古道の様子が書かれ、
江戸時代には物資の輸送路として賑わっていた。

東海道が出来る以前の道・・・・
面影が残って居る様。

いつの日か必ず、歩いてみたい道である。

 

「嶽之下宮奥宮」
ひっそりと、手入れの行き届いた神社がある。

”箱根竹之下の合戦”において、歴史に残る壮絶な戦いが繰り広げられ、幾多の血が流された霊地。

  

小さな滝があるので 修業の為の更衣部屋が建っていた。

季節は夏。
木漏れ日にばかり目が行く。
神聖な緑の光。
水の冷たさはすぐに 痛みに変わる。

滝に打たれたら
頭の中には 何が宿るのか?