りあさんの世界

好奇心に任せて あれこれ行動中

江ノ島DE〜EP

蒸し暑い。

6月が始まった。

江の島の橋を渡る。
観光客が多く、いつも休業イメージの
弁天橋から岩屋方面の遊覧船が営業を始めた様だ・・・

岩本楼裏に静かな浜がある。
手前に素敵な廃墟を見つけた。

ギザギザのひさしが なんとも、イイ。
逆光で見ると、とてもイイ!!
その脇に神社らしきもの

突き進むと、
こんにちはっ!元気ですかっ! 

ちょっと変わったお顔・・・



海は引潮・・・・・
魅力的な岩場が続くが、
この干潮状態なら 砲台リベンジか!?
・・・・急いで行ってみよ〜う!
西浦霊園に入る。

江戸時代からのお墓が狭い海を眺めて居る。
ここからでは太平洋を見渡すことは無い。ちょっと可哀そうだな・・・
ここを上がると西岸への近道へとなる。

羊羹屋の近くに 「木喰上人」の古跡石柱が建つ。


木喰とは五穀を断って 木の実のみで生活する事。
何度も見ていたがちゃんと読んでいなかったのか
 この崖下には修業窟がある と 。
これを探しに行ったという方が居て、私も興味を持ってしまった。
阿弥陀如来が洞窟に祭られているらしい。
西側へ降りた。


遊覧船が営業しているので 人が多い・・・・
正面が船着き場の道を行くしかなく、遊覧船の係りのオジサンが
にこやかに 正面で待っている・・・・
目の前まで行き会釈をして右折だっ!!!
 道ではない崖伝いを行く(笑)
背中に何本も何本も刺さる視線・・・・・・絶対に振り向けないが
すべての行動が 丸見えである(汗)出航は頻回なのでほんの数分で
船は出るだろう・・・・人目が気になって フナ虫の集団にも
動じることが出来ない。す、すごい数のフナ虫(泣)
前回侵入した砲台跡を過ぎた。
大きな岩を越えた。・・・なんじゃこりゃあ!

洞窟廃墟か。
いや、近づくとハンガーに服が掛けてある・・・
住人アリと見た。

目指すのはこの先の 砲台陣地と修業窟。
落ちては大変!風に注意だっ!
ちょっと夢中になり過ぎてないか?私・・・と 上空から声が聞こえるような気がした。
オジチャンが居た。
「この辺に観音様が居る洞窟ありませんか?」
・・・「あ〜、あるよ、でも行けないよ」
「え!!!ダメですか?」
・・・「あと一時間早かったらなぁ。もう満ちてくるから」
「日本軍の陣地も見たいんですけどあそこもダメ?」
・・・「そうそう!アレ、陣地なんだよな!!でも無理無理」
砲台を知っている事にちょっと喜んでるおじいちゃん?オジチャン?(笑)

「そっかあああ。一番引いているときなら、行けるんですね?
でもゆっくりしていたら(満ちてきて)帰れなくなっちゃいますねえ」
・・・・「だいじょうぶだよ、あの荷物の横から上がれるんだよ」

そのオジチャンは 横の斜面にロープを垂らしている。
そこの通行を 許してくれた!!!!

「ええええっ!?ココから上がれるんですかあっ??ちゃんと柵またがないでも上に出られますううううっ!?」
言いながらおかしくて可笑しくて 笑ってしまう。
・・・「ロープの初めはキツイよ、だけど大丈夫だよ、ちゃんと道になってっから!!」

THANKS A LOT !!!おじちゃあああんっ!!!
今度来るときは なんか持ってくるねぇ!と 心で叫んだ。

行くことが可能であると わかった事が嬉しかった!
砲台陣地は 植物に覆われていた。よく考えなかったが
多分夏は フナ虫だらけだろう・・・秋になった頃、
また 来てみようと思った。